2025年の大安はいつ?カレンダーをチェック
大安の日に合わせて結婚式や引っ越し、開業などの大切な行事を組む人も少なくありません。
年内の行事やライフイベントを計画する際は、大安の日付を把握しておくとスムーズに準備が進められるでしょう。
また、意外に感じるかもしれませんが、1年を通して6日に1日は大安です。
何をするにも良いとされるこの日に、新しいことを始めてみてはいかがでしょう。
2025年の大安
1月 | 5日(日)、11日(土)、17日(金)、23日(木) |
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2月 | 2日(日)、8日(土)、14日(金)、20日(木)、26日(水) |
3月 | 3日(月)、9日(日)、15日(土)、21日(金)、27日(木)、31日(月) |
4月 | 6日(日)、12日(土)、18日(金)、24日(木)、29日(火・祝) |
5月 | 5日(月・祝)、11日(日)、17日(土)、23日(金)、27日(火) |
6月 | 2日(月)、8日(日)、14日(土)、20日(金)、30日(月) |
7月 | 6日(日)、12日(土)、18日(金)、24日(木)、30日(水) |
8月 | 5日(火)、11日(月・祝)、17日(日)、27日(水) |
9月 | 2日(火)、8日(月)、14日(日)、20日(土)、25日(木) |
10月 | 1日(水)、7日(火)、13日(月・祝)、19日(日)、23日(木)、29日(水) |
11月 | 4日(火)、10日(月)、16日(日)、21日(金)、27日(木) |
12月 | 3日(水)、9日(火)、15日(月)、20日(土)、26日(金) |
大安とは
大安とは、六曜(ろくよう、りくよう)の中で最も縁起が良いとされる日で、結婚式や引っ越し、開店・開業など何をするにも吉とされる日です。
「大いに安し」という意味を持ち、読み方には「たいあん」「だいあん」があります。
一日を通して不吉な時間帯がないため、とくに結婚式や披露宴といった長時間の慶事には最適とされています。
ちなみに、「大安吉日(たいあんきちじつ)」は大安と同じ意味です。
- 六曜とは
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六曜とは、暦上の日を6種類に分け、その日の縁起の良し悪しを表した指標のことです。
もともとは古代中国で生まれた考え方で、日本に伝わったのは14世紀頃といわれています。
日本の文化風土に合わせて順番や解釈が変化し、現在は「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番で毎日繰り返されています。
なお、六曜の縁起が良いとされる順番は「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」で、カレンダーでの登場順とは異なります。

大安の日に行うとよいこと
結婚式
一日を通して吉日とされる大安は、時間帯を問わず縁起が良いため、結婚式の日取りに人気があります。
そのため、結婚式や披露宴会場の予約がいち早く埋まってしまうことも少なくありません。
また、六曜を気にする両親や親戚、ゲストへの配慮として大安を選ぶケースもあるようです。
一方で、割引のメリットを優先し、縁起が悪いとして避けられる仏滅や赤口に結婚式を挙げるカップルもいます。
選択肢はさまざまですので、人生の良き日を納得して迎えられるよう総合的に判断するのがよいでしょう。
引っ越し
新生活のスタートとなる引っ越しは、吉日である大安がよく選ばれます。
特に週末の大安は人気が高いため、予約が取りづらく料金も割高になります。
大安にこだわりがある方は、業者への依頼は早めに行うとよいでしょう。
また、日程調整が難しい場合は、午前中の作業は先勝・午後からの作業は先負、のように別の選択肢を取るのもおすすめです。
開店・開業
縁起を担ぐ経営者は多いため、開店や会社設立日には大安が選ばれる傾向にあります。
お客様や取引業者にも六曜を気にする人がいるため、大安を選んでおけば周囲への配慮としても間違いないでしょう。
また、大安に一粒万倍日・天赦日といった開運日が重なればさらに吉とされるため、日取りにこだわる方も多いようです。
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 何かを始めるのに最適とされる日。一粒の籾(もみ)が何倍にも成長して大きな利益をもたらす日を意味します。
- 天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)
- 日本の暦の上で最も良いとされる日。年に数回の大開運日。天が万物の罪を赦す日とされます。
なお、縁起を重視しすぎると開店・開業の最適なタイミングを逃す可能性もあるため、総合的な判断がおすすめです。
地鎮祭・上棟式
家を建てる際に行う地鎮祭(じちんさい)と、家の骨組みが完成したことを祝う上棟式(じょうとうしき)には、大安がよく選ばれます。
一方で、「建築吉日」という六曜とは異なる暦注で日程が決まるケースもあるため、大安以外にスケジュールが組まれる可能性もあります。
「大安に実施したい」と考えている場合は、業者と相談して納得できる日取りを選ぶとよいでしょう。
納車
縁起を担ぎ、無事故・安全運転で過ごせるようにと大安に納車を行う方も多いです。
納車日は購入者が選べる場合が多いため、せっかくなら縁起の良い大安を選んでおくのがおすすめです。
希望日が大安と上手く重ならないときは、大安の日に神社やお寺で交通安全祈願をしてもらうのもよいでしょう。
商談・契約・勝負事
大切な商談や交渉の場面では、縁起を担ぐために大安の日を選ぶケースも少なくありません。
「何事も吉」とされる日で心理的にも前向きになりやすく、自身のモチベーションアップに一役買ってくれるはずです。
また、ビジネスシーンでは六曜を気にする人が一定数いるため、大安を選べば周囲からの好印象にもつながります。
お見舞い
大安は一日を通して吉日とされるため、時間帯を問わずお見舞いにおすすめの日です。
ただし、お見舞いは相手の体調や都合が最優先ですので、縁起を重視しすぎないように注意しましょう。
とくに午前中は回診・検査を行う病院が多いため、施設側の都合にも配慮するとベターです。
お宮参り・七五三
お宮参りや七五三といった子供の成長を祈願する行事は、家族にとって大切な節目です。
子供の将来が幸多いものになるよう、期待を込めて大安が選ばれることが多いようです。
それだけに写真撮影や神社のご祈祷予約も混み合いますので、スケジュール調整は早めに行うとよいでしょう。
とはいえ、大安などの六曜は神道・仏教などの宗教と無関係のため、お宮参りや七五三の日取りでこだわる必要はありません。
宝くじを買う・新しい財布を使う
大安にお金に関係することを行うと、金運が上向くとされています。
宝くじ売り場で「大安吉日」「開運日」というのぼり旗を見かけるのはその一例で、実際に大安の日に宝くじを購入する人は多いようです。
大安の日に購入した人が高額当選したケースもあるため、運を味方につけたい人は日程を意識するのがおすすめです。
大安の他にも、一粒万倍日や天赦日、寅の日、巳の日といった吉日を参考にする人も少なくありません。
- 寅の日(とらのひ)
- 十二支の寅にあたる日で、吉日の中で最も金運に縁があるとされる日。金運招来日ともいわれます。
- 巳の日(みのひ)
- 芸術や財運を司る弁財天にゆかりのある吉日。金運アップのご利益があるとされます。
また、大安は財布を購入・使い始めるにも良い日とされるので、財布の新調予定がある方は日程を気にするとよいでしょう。
大安のお通夜や葬式、法事などを避ける人もいる
大安はあらゆる物事が吉とされるため、結婚式などの慶事・葬式などの弔事もすべて問題なく行える日です。
ただし、「大安はお祝い事をする日」という印象が強いことから、大安の日のお通夜や葬式、法事を避けるべきと考える人もいます。
関わる人すべてが納得できるよう、大安に弔事を行う場合は、事前に親族に確認しておくと安心です。
大安以外の六曜は?
仏滅(ぶつめつ)
仏滅は六曜の中で最も縁起が悪いとされる日で、結婚式などの祝い事からは敬遠されがちです。
一方で、「物事が終わる・滅する」という意味合いから、縁切りや整理整頓など新しいスタートを切る日として好まれるケースもあります。
吉日の大安と対になる六曜として、凶日の仏滅は広く知られています。
友引(ともびき、ゆういん)
友引は「友を引き寄せる」という意味を持つため、結婚式などの慶事には吉・葬式などの弔事には凶とされる日です。
とくに葬式の場合は「友を道連れにする」というイメージから避けられる傾向にあり、友引に休業する葬儀場・火葬場も少なくありません。
それとは逆に、慶事においては大安に次いで人気があります。
なお、友引は時間帯によって吉凶が変わるため、午前中と夕方は吉、お昼(11~13時)は凶となります。
先勝(せんしょう、せんかち、さきかち)
先勝は「先んずれば勝つ」という由来から、午前中(14時まで)が吉とされる日です。
早く行動することが良いとされるため、急ぎの用事や訴訟に向いた日といわれます。
14時~18時は運気が落ちるので、スケジュールを組むときは時間帯に注意しましょう。
先負(せんぷ、せんぶ、せんまけ、さきまけ)
先負は先勝と逆で、急ぎの行動や争いごとは避けるべき日とされます。
午前中は控えめに過ごし、午後に行動すれば運気を味方につけやすいでしょう。
また、「負」という漢字が使われているため、訴訟や契約は良い結果が得にくいともいわれます。
赤口(しゃっく、じゃっく、しゃっこう、じゃっこう、せきぐち)
赤口は、陰陽道の不吉な日「赤舌日(しゃくぜつにち)」と「赤口日(しやくこうにち・しゃっこうにち)」に基づく凶日です。
また、「赤」の文字は火や血を連想させるため、火の元や刃物の取り扱いに注意すべき日といわれます。
お昼(11~13時)のみ吉になるため、どうしても用事を済ませたい場合はこの時間帯がおすすめです。
まとめ
大安は六曜の中で最も縁起が良い日とされ、結婚式や引っ越し、開業など人生の節目や新しいスタートに選ばれることが多い吉日です。
一日を通して凶の時間帯がないことから、安心して予定を組める点も魅力の一つです。
また、大安などの六曜は、個人の判断だけでなく、家族や取引先など周囲への配慮としても意識されることが多いです。
日取りを決める際は、縁起と現実的な事情のバランスを見て判断しましょう。
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